■ ID
| 1812 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 日本海溝海側の高熱流量異常と沈み込む太平洋プレートの変形
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■ 著者
| 山野誠
東京大学地震研究所 川田佳史
東京大学地震研究所 濱元栄起
埼玉県環境科学国際センター 後藤秀作
(独)産業技術総合研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地球惑星科学連合2013年大会、平成25年5月21日 |
■ 抄録・要旨
| 日本海溝沈み込み帯は古くて冷たいはずであるが、北緯38度45分付近の海溝海側においては、熱流量が海底年齢に対して高く、ばらつきが大きいことが判明している。これは太平洋プレート上層部の温度構造に異常があることを示唆するものであり、その原因としては正断層の発達に伴う間隙水流動や、プレート内火成活動(プチスポット)が考えられる。
このような太平洋プレート上層部の温度構造異常や間隙水の流動はプレート境界面の地震発生帯における諸過程にも影響を及ぼすものと考えられる。このような議論を行う上で海底における熱流量データが有力な情報となり、本発表ではこの付近で実施した測定について報告した。
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